人生いろいろ、車生もいろいろ。
備後の道路脇で見つけた 朽ちゆく車たち。
凹み、錆び、コケ、ヒビ割れていても美しい 古き時代の宝物。
どんなドラマがあったのだろう…。
誰が呼んだか、草むらのヒーローたちを 小学5年M.Kくんが撮りました。
第3回
草ヒロ(廃車)data ■メーカー:フォード(欧州部門) ■車名:エスコート マークⅠ ■年式:1968年〜1974年 ■場所:駅家町
JR近田駅近くの住宅街を散策していると なんとも異彩を放つヤツに出会いました。
くびれの美しいコークボトルラインの 黄ボディに黒ストライプがアクセントになった レアなヤツ。
たしかワイスピ6でブライアンも運転してたっけ。 まるで泥しぶきをあげて疾走する ラリーカーのよう…。
強い存在感&スピード感を放ち続けながら きっと今も悠々たる“時”のサーキットを 走り続けているんだろうな。
ゴールはきっとまだだよね。さあ一緒に未来へ!
ちょっとうんちく
全長3978mm×全幅1570mm×全高1346mm×ホイールベース2400mm。
ラリーでの活躍で人気の第一世代エスコート。
FR方式(フロントエンジンリアホイール駆動)のオーソドックスな3ドアクーペ。ケントエンジンと呼ばれた950cc・1100cc・1300cc直4エンジン、コスワース製1600ccDOHC16バルブBDAエンジン、ロータス製1600ccDOHCエンジン、フォード2000ccOHCエンジンを積んだモデルがありました。
ラリーカーとして大成功を収めた車で、特に1970年のロンドン・メキシコ・ワールドカップ・ラリーでの優勝が有名です。
エスコートMK2とともに成し遂げた1972〜1979年の8年連続優勝は前人未到といえ、エスコートのファンを生み出し、ヨーロッパでのシェアを拡大しました。
※懐かしい廃車たち(出来るだけ天然モノ)を小学生撮影隊と一緒にのんびりと探索・撮影・紹介している趣味コンテンツです。
※内容については正確な情報とは限りませんのでご了承ください。
※撮影場所については、部品取りやいたずら防止のため一切シークレットです。
※掲載後の情報提供や現存確認は一切しておりません。
※画像の無断転載・コピペはおやめください。